向日葵 Sun Flower
キク科の一年草
種実を食用や油糧とするため
あるいは花を花卉として
観賞するために広く栽培される
またヒマワリは夏の季語ともされる
ヒマワリの原産地は北アメリカ大陸西部であると考えられている
既に紀元前からインディアンの食用作物として
重要な位置を占めていた
1510年
スペイン人がヒマワリの種を持ち帰り
マドリード植物園で栽培を開始した
マドリード植物園は
ダリアやコスモスが最初に栽培されたことでも有名である
種ができる頃のヒマワリヒマワリが
スペイン国外に持ち出されるまで100年近くを要し
ようやく17世紀に至りフランス
次にロシアに伝わった
ロシアに到達してはじめて
その種子に大きな価値が認められた
ロシア正教会は四旬節の40日間及び
復活節の間は非常に厳格な断食と
食物品目の制限による斎を実行していた
19世紀の初期にはほとんど全ての油脂食品が
禁止食料のリストに記載があった
しかしヒマワリは教会の法学者に知られてなかったのか
そのリストにはなかったのである
このようにして
ロシア人たちは法と矛盾なく
食用可能なヒマワリ種子を常食としたのであった
そして、19世紀半ばには民衆に普及し
ロシアが食用ヒマワリ生産の世界の先進国となったのであった
日本には17世紀に伝来している
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花言葉:愛慕
朝顔 Morning glory
ヒルガオ科の一年性植物
つる性。日本で最も発達した園芸植物
古典園芸植物のひとつでもある
日本への到来は
奈良時代末期に遣唐使がその種を
薬として持ち帰ったものが初めとされる
朝顔の種の芽になる部分には
下剤の作用がある成分がたくさん含まれており
漢名では「牽牛子」と呼ばれ
奈良時代、平安時代には薬用植物として扱われていた
和漢三才図絵には4品種が紹介されている
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花言葉:短い愛
時計草 Passion flower
トケイソウ科・トケイソウ属に分類される
和名は3つに分裂した雌しべが
時計の長針、短針、秒針のように見える
特徴のある花を咲かせることに由来する
英名のPassion Flowerは
キリストの受難に由来する
16世紀に原産地に派遣された
イエズス会の宣教師たちが
この花をかつてアッシジの聖フランチェスコが夢に見たという
「十字架上の花」と信じ
キリスト教の布教に利用したためである
彼らによればこの植物は
キリストの受難を象徴する形をしており
花の子房柱は十字架
3つに分裂した雌しべが釘
巻きひげはムチ
副冠は茨の冠
5枚の花弁とガクは合わせて10人の使徒
葉は槍などと言われた
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花言葉:聖なる愛
初夏恒例、朝顔市始まる 東京
東京・入谷で初夏恒例の朝顔市が始まり
100軒以上の露店が朝顔の鉢を販売している
市は8日までの3日間
朝顔の売買と朝顔市
朝顔は別名「牽牛」といい
これは中華文化圏での名称でもあるが
朝顔の種が薬として非常に高価で珍重された事から
贈答された者は牛を引いて御礼をしたという謂れである
平安時代に日本にも伝わり
百薬の長として珍重された
その後、江戸時代には七夕の頃に咲く事と
牽牛にちなみ朝顔の花を
「牽牛花」と以前から呼んでいたことから
織姫を指し
転じて朝顔の花を「朝顔姫」と呼ぶようになり
花が咲いた朝顔は「彦星」と「織姫星」が
年に一度出会えた事の具現化として縁起の良いものとされた
これらの事により
夏の風物詩としてそのさわやかな花色が広く好まれ
鉢植えの朝顔が牛が牽く荷車に積載されて
売り歩かれるようになった
また珍奇な品種は愛好家たちが
門外不出として秘蔵していたが
普通の品種は植木市や天秤棒を担いだ
朝顔売りから購入することができ
こういった一般販売用の朝顔は
江戸では御家人などが内職として栽培していた
これが発展して
明治時代初期から入谷朝顔市が始まった
栽培がしやすく種が撮りやすい品種については
広く色々なものが市販されている
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