誕生花   12月04日         酸葉・コリアンダー・カンガルーポー    男の聖域

   誕生花



酸葉 Rumex

 タデ科の多年草。
 ギシギシという地方名もある。
 スカンポ、スカンボなどの
 別名でも呼ばれることもあるが、
 これらはイタドリの方言名としても
 用いられることが多い。
 英名からソレルとも呼ばれる。
 北半球の温帯に広く分布し、
 田畑や道端によく見られる。

 葉は長く、付け根は矢尻型になる。
 雌雄異株で、
 花は春から初夏にかけて咲く。
 葉を噛むと酸味があり、
 スイバなどの語源となっている。

 日本では野生のものの新芽を山菜として
 春先にイタドリ同様に食べるが、
 ヨーロッパでは古くからしばしば食用にされ、
 野菜として栽培品種もあった。
 また、古代エジプトでは、
 食用のほかに薬用にも使われた。
 ただしシュウ酸を多く含むので、
 大量に食べると中毒の恐れがある。

 性別はXY型で、
 X染色体と常染色体の比によって性別が決定される。
 これは木原均によって、
 植物としては初めて発見されたものである。

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 花言葉:情愛



コリアンダー(香菜) Coriander

 セリ科の一年草。
 地中海東部原産。
 高さ80cm程度で、
 葉、茎、果実には特有の芳香があり、
 香辛料として用いられる。
 熟した果実にはレモンにも似た香りがある。

 古くから各地で食用とされ、
 英名及び属名は古典ギリシア語で
 カメムシを意味する Koriannon を語源とするが、
 これは独特な芳香がカメムシに似ていることに由来。
 和名はコエンドロまたはカメムシソウ。
 俗に中国パセリとも呼ばれることがあるが、
 パセリとは別の植物である。

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 花言葉:辛辣



カンガルーポー Kangaroo paw

 オーストラリア原産
 毛の生えた筒状の花が
 カンガルーの前足に似ていることから
 この名前が付けられた。
 ポーとは「足」の意味
 8種類の野生種があり
 オーストラリアでは品種改良が盛んで
 200以上の園芸品種がある。
 大型になる品種で2mにもなりますが
 日本で親しまれている鉢植えのものは
 1m以下の草丈の低い品種が大半を占める。

 花言葉:分別








「カカオ畑は男の聖域」のタブーに挑んだコートジボワールの女性たち


 世界一のカカオ豆生産量・輸出量を誇る
 西アフリカのコートジボワール。
 この国のカカオ畑は、
 かつては男の聖域だったが、
 現在では多くの女性たちが
 家父長制という伝統を無視して
 カカオ豆の生産に従事している。

  首都アビジャンから西に
 200キロのところにあるボコ村で、
 アガサ・バニさんは2005年、
 「男はココア畑を所有して
 経済的に潤っているのに、
 女はみじめなまま」
 という状況を改善しようと、
 同国で初めてカカオ豆の女性生産者団体を立ち上げた。
 国からの補助金は一切受けずに、
 カカオ畑を作りたい女性たちを支援する。
 団体への加入者は、
 1000人近くにまで膨れあがっている。
 
  コートジボワールは、
 女性がココア畑を相続することも
 作ることも許されない家父長制がある国だ。
 バニさんは活動を始めるにあたって、
 こうした意識を変えるべく、
 村の長老たちの説得にあたった。
 女性も家計に貢献できること、
 そして生活費、食費などの出費増で
 家計が苦しくなっていることを説明した。
 だが、「許さん!女には畑を持つ権利も、
 わしらに命令する権利もない!」
 という厳しい答えが返ってきたという。

  それにもかかわらず、
 70代の女性クレメンティン・ガロさんは
 2ヘクタールのカカオ畑作りに挑戦し、
 どうにか軌道に乗せることができた。
 「夫にも見捨てられたわたしが、
 残された人生を過ごすのに必要なお金を得るには、
 この畑しかありません」とガロさんは言う。

 ガロさんの友人のアンリエット・ネザさんは、
 20ヘクタールの畑を持っている。
 昨年は10トンを収穫でき、
 2人の子どもたちを学校にやることができた。
 カカオ豆の高騰が予想されるため、
 今年はもっと稼げそうだという。

  同団体の職員は、
 「こうした活動は女性の経済的自立を助け、
 特に地方での貧困撲滅に貢献できる」としている。 

  国連開発計画の報告書によると、
 2007年の同国の貧困率は国内人口の43%。
 内戦が勃発した2002年当時から3-4%上昇した。

  バニさんは、団体の活動を拡大して、
 コーヒー豆とカカオ豆の女性生産者の連合を
 形成したいと考えている。

  最初はかたくなだった村の長老たちも、
 プロジェクトへの理解を示し始めている。
 ある長老は次のように話してくれた。
 「プロジェクトは女性の解放にもつながるし、
 賛成だね。
 都会では女も家計を支えているという。
 村でもそうなったっていいじゃないか?」

カカオ

 カカオを栽培食物としたのはマヤ文明である。
 西欧に持ち帰ったのは、
 クリストファー・コロンブスである。
 1502年のコロンブス第四次航海は装備も悪く、
 ほとんど成果を挙げられなかったが、
 現在のホンジュラスからスペインに
 カカオの種子を運ぶことができた。
 早くも1525年にはスペインが
 トリニダード島に栽培地を建設、
 フランスも1660年代にマルティニークでの栽培を開始した。
 これは17世紀にココア飲料が流行したためである。
 アフリカでの栽培は
 現在赤道ギニアの首都があるビオコ島で始まった。
 その後、栽培面積を拡大するため
 黄金海岸にも栽培地を広げた。
 アフリカでの生産はイギリス主体である。
 このため、19世紀にはチョコレート生産が軌道に乗った。

 カカオの生産には、
 歴史的に奴隷労働が多く使われてきた。
 古くは、アジア人のクーリーが、
 最近でも西アフリカ地域では
 児童奴隷が労働力として使用されている。
 2001年10月に最悪の形態での
 児童労働を禁じる
 「ハーキン・エンゲル議定書」が
 米国議員とチョコレート製造業者協会の間で締結された。

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